目次
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第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
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第二節 交通の発達
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天竜川の渡船制度と船越村
船賃配分
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船賃の配分は右のような舟名敷にもとづく出勤日数に応じて算定された。
ここで、臨時大通り(重き通行)の際の天竜川渡船定助役と大助役とについてふれておく。これは宿駅の助郷制に相当するものであるが、その起源は明らかでない。宝永四年の天竜川高札には「よせ船」のことが強調されているから、それ以前のことであろう。