【瓦師】

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 瓦師 清水町瓦師頭喜兵衛は家康居城のとき瓦の御用を勤めたので、東は天竜川、西は新居、南は浜辺、北は国領までの範囲で、寺領・社領共に瓦支配は喜兵衛一人に与えられていた。以後代々この一家が頭役を勤めてきたのである。なおその間、寛永年中五社・諏訪両社の造営に奉仕し、太田摂津守当時役瓦一か年一万三千枚を差し上げたこともある。