目次
/
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
/
第四節 産業経済の発展
/
新田開発
奈川新田
256 ~ 257 / 686ページ
【川沿新田】奈川新田 浜松肴町御用達川上三郎兵衛が馬込川左岸(当市中島町)に開発した新田で、寛保三年(一七四三)検地をうけている。安政年間に石高五石六升であった。弘化四年(一八四七)十二月十二日紺屋町から火が出て肴町におよんだとき、川上家はその難にあい、この新田を手放すにいたった(「奈川新田書留」『浜松市史史料編五』)。