阿多古紙

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 和紙は『遠江国風土記伝』の豊田郡阿多古郷に「冬春紙を漉して」、引佐郡井伊郷に「楮(カヂ)・紙」とあるように北遠の山村において農閑期に行なわれていた。富塚村の和紙については後述する(三三一ページ)。