目次
/
第五章 交通・産業経済の発展と町や村の生活
/
第四節 産業経済の発展
/
畳表・海苔・砂糖 蜜柑・和紙・石灰
岩水寺の石灰
281 ~ 282 / 686ページ
石灰については、文化二年(一八〇五)五月引佐郡鷲沢村では村内の陣の谷に石灰竃を設けるよう領主近藤氏に願い出ている記録があるし(都田町『宮司文書』)、岩水寺(浜北市)付近の石灰焼は文政三、四年のころ引佐郡堀谷村の伊右衛門が堀谷ではじめたのが起原であるという(『変化抄』)。