目次
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第六章 藩政の動揺と民衆の動向
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第二節 浜松藩の財政窮乏と農村の疲弊
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天保の飢饉
天保六年
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天保六年へはいると、有玉下村では六月晦日洪水があり、田二十五町歩のうち二十町歩、畑二十七町歩のうち十八町歩が冠水、藩は非常手当積金を領民に命じ、藩からも出金し穀物を購入している。