一揆の解散

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 事態を憂慮した井上家では郡奉行高松佐七右衛門などを派遣して、百方農民の説得にあたらせたが、その甲斐あって夜半にいたって植松村(当市植松町)付近に集結した農民をようやく解散させることができ、かろうじて一揆の城下に波及するのを防ぎ得たのであった。