目次
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第六章 藩政の動揺と民衆の動向
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第七節 慶応年間の藩政改革
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仕法掛の建白と活動
領内資金調達
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一、御領中調達金之事
領内村々一般より出させる調達金について述べている。領民と十分和談することが肝要とし、新調達金は無利足で千両、毎年十二月二十三日限り返済すること。下書では三山金の返済と、この調達金とで「二重の難渋」であるから「御勝手御立直り之上者……厚く御報い筋有之度」と強調している。