二十九日報国隊より大久保初太郎・竹山民部をはじめ、浜松地方では竹山主水・石津出雲(天王神主)・竹山主馬(下堀)・竹山勝兵衛(天王)・桑原真清・加茂備後・高辻三郎・竹山卯兵衛(天王)・森縫殿之助・竹山仙次郎・山本金木・長谷川権太夫・志賀孫兵衛ら二十七名、赤心隊よりは十名を抜擢し、大久保初太郎・竹山民部・富士亦八郎(富士宮浅間神社神主)を取締役とする「御守衛大砲隊」が編成された。【彰義隊】彼らは江戸城内各所の警備や金座警備、さらに銀座守衛などに従い、五月十五日より始まった上野東叡山の彰義隊攻撃には、一部をさいて今戸口を固め戦功を挙げた。