招魂社の設立

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 【九段】招魂社は事情があって上野にはできず、結局九段に選定された。国家のために倒れた者をまつり、国民思想教化のためには、すでにできていた諸藩の招魂社を吸収統一して、東京に大招魂社をつくる必要があったのであるが、この招魂社(のちの靖国神社)の設立は、招魂社司として赤・報両隊員を上京させることによって、社会的に救済する必要からも建設が促進される一面をもっていた。