竜水宋賁

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 竜水宋賁(一七九九-一八七三)は大柳村(当市大柳町)に生まれ、僧となり奥山蔵書院に在った。天保二年(一八三一)春に臨済録、嘉永三年(一八五〇)八月虚堂録、安政四年(一八五七)夏碧巌録(へきがんろく)を提唱したが、いずれも聴衆数百人におよんだという。その著に『積翠軒語録』がある。