目次
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第七章 文化の興隆
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第一節 寺院と神社
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浜松の寺院
虚無僧寺
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普化宗 普大寺(七軒町、法林寺の南、廃寺)下総国一月寺の末寺。慶長年間の創立と伝え、鉄盤の代に平田町から移ったという。虚無僧(こむそう)をよそおう無頼の徒の取締には苦心したようで、文政十三年小沢渡(こざわたり)村(当市小沢渡町)に、そのようなものが立廻ったら「其所ニ留置寺方江可被申出」と依頼している(『小沢渡文書』)。
以上が浜松城下の寺院であるが、曹洞宗とともに意外に多いのは浄土宗である。