目次
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第七章 文化の興隆
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第一節 寺院と神社
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浜松の神社
秋葉社
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秋葉社(当市三組町)由緒によると、叶坊浄全(かのうぼうじょうぜん)が家康の命により、犬居秋葉社(周智郡春野町)を勧請したのが当社だという(前述)。社地は山家三方衆の屋敷跡と伝えられている。火伏の神として崇敬された。旧浜松城主松平資訓は享保十五年に、町民では、元文四年連尺・板屋・池・紺屋、明和八年神明、文化九年成子坂、嘉永七年七軒の各町が町内安全を願って灯籠を寄進している。管粥(くだがゆ)神事については後述する。
秋葉神社(大正時代)(浜松市三組町)