杉浦浜純

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 (1)杉浦浜純(はまずみ) 浜純は本名を朋理(ともあきら)といい、国頭の長男で、宝永七年(一七一〇)に生まれ、享保八年十四歳のころから和歌会に出席した。同十三年には京都にのぼり、春満に入門、同十八年五月荷田家の歌会に出席した。同年十一月没、享年二十四。遺著に『神代聞書』『神代巻劄記(さっき)』『日本紀歌劄記』などがある(内田旭『杉浦国頭の生涯』)。