真渕の門人

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 賀茂真渕の門人の数は非常に多く、『増補県居門人録』に示されたものだけでも二百三十三人を数える。『三十六家集略伝』に、当時これら門人のうちすぐれたものを県門十二大家として推奨している。真渕が江戸に出てからは、郷里浜松の門人に対しては直接指導する機会が少なかったので、志あるもの江戸に真渕をたずねて教えをうけた。