目次
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第七章 文化の興隆
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第二節 国学
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遠江国学の発展
忠邦染筆
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とあるは、水野忠邦のことを指し、忠邦自ら霊社の碑銘を染筆している。こうして伊場村加茂社の境内に県居霊社は建立されそののちこの霊社は、遠江一国の国学のよりどころとなったのである。
遠江国学は真渕・宣長を主軸として展開したので、国学者のメンバーも多彩といえよう。遠江国学の荷担者について以下述べることとする。