目次
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第七章 文化の興隆
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第三節 漢学・医学・蘭学
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漢学
塩谷宕陰
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浜松藩には塩谷宕陰(しおのやとういん)があり、藩学は大いにふるった。宕陰はのちに江戸湯島聖堂の教授にもなった。(藩学については本章第四節参照)宕陰に続いて司馬騰太郎・足立東郊・八木正路・村尾元融・僧楚州らがあり、井上藩のころには、藩校克明館の教授名倉予何人(なぐらあなと)があり、市井の漢学者としては内田乾隈(うちだかんわい)・木村竜江・大測羅州らがある。