閑里江戸行

558 ~ 559 / 686ページ
 閑里が天保元年ごろ江戸に移った後も、志都呂の閑蟻・可来、大久保の雪斎、神ヶ谷の閑耕、白洲の時習ら門人達は各地で句会を開いている。【春興作成 俳額奉納】白洲では時習を中心に春興(しゅんきょう)(俳諧や俳画を印刷した一枚刷)を作り、神ケ谷では天保二年二月、閑耕の主催で俳額を賀久留神社へ奉納している。