目次
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第七章 文化の興隆
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第五節 庶民の教養・娯楽
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一 俳諧
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俳諧の庶民化
雪の県連
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【渕珠 烏玉】文政年間の末、内野の横田甘仙(甘僊とも書く)が主唱し、小松(こまつ)・木船(きぶね)・中瀬(なかぜ)・有玉(ありたま)・大瀬(おおせ)・羽鳥(はとり)などの同好者たちが「雪の県連(あがたれん)」という俳諧吟社を作った。大瀬の渕珠・有玉の有賀烏玉(うぎょく)も主な人々であろう。