目次
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第七章 文化の興隆
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第五節 庶民の教養・娯楽
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二 建築・絵画・書道
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遠江画壇の形成
遠江の画壇
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美術界において第一に発達普及したものは絵画である・とくに江戸時代後半期における特徴は狩野派・土佐派にかわって文人画・南画が栄え、浮世絵そして洋風画が盛んになったことである。遠江の画界は大体において南宗画が盛んであった。しかし画家としての専門家はごくわずかであったと思われる。