遠江の画壇

570 ~ 570 / 686ページ
 美術界において第一に発達普及したものは絵画である・とくに江戸時代後半期における特徴は狩野派・土佐派にかわって文人画・南画が栄え、浮世絵そして洋風画が盛んになったことである。遠江の画界は大体において南宗画が盛んであった。しかし画家としての専門家はごくわずかであったと思われる。