目次
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第七章 文化の興隆
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第五節 庶民の教養・娯楽
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二 建築・絵画・書道
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画会
松靄
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小栗松靄(おぐりしょうあい)(一八一四-一八九四)は本名仁喜蔵、恒武(当市恒武町)仁右衛門守道の子である。絵ははじめ村松以弘に、のち福田半香・高久靄厓(たかひさあいがい)に師事し、山水をよくした。門人も多い。絵のほかに囲碁・詩などにも通じ詩集に『松靄邨舎雑詠』がある。父祖の職をついで庄屋および用達を勤めた(『駿遠書画名鑑』『浜名郡史』)。
小栗松靄筆清渓煎茶の図(浜松市立図書館蔵)