目次
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第七章 文化の興隆
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第五節 庶民の教養・娯楽
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三 和算
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初期の和算
算盤
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元和年間(一六一五-一六二三)以後東海道の宿駅は整備され、また寛永十二年(一六三五)参勤交代が始まるにつれ各宿場は賑わい、しだいに商家や旅籠屋では計算に便利なそろばんが用いられ、それにつれて簡単な算術も普及した。