凡例

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一 浜松市史は、さきに刊行した浜松市史史料編にたいし、通史と名づくべきものであります。
一 本市史は、市民のために、わが国の歴史の流れに添って浜松市の沿革をたずね、現在のすがたをきわめ、今後のあたらしく進む道をもとめようとしたものであります。
一 本館は浜松市史の一環をなすもので、浜松市史一および二につづいて近代をとりあげ、明治維新から昭和二十年終戦まで、およそ八十年間の浜松市史三として述べたものであります。
一 内容は、編・章・節・項にわけ、さらに目を立て、欄外に頭註を付してあります。
一 文章は、できるだけ平易に、新かなづかいにより原則として当用漢字を用い、読みにくい固有名詞や術語などにはルビを付してあります。
一 本文には理解をたすけるために、なるべくたくさんの写真・地図・図表・統計等を挿入し、巻末には年表と索引を添えてあります。
  また付録としてカラー写真で「浜松の中心部」の写真を付してあります。
一 本巻の刊行にたずさわった方々はつぎのとおりであります。
  執筆および編集は松井英次・村井一夫・渥美実・執筆は伊藤伸一・太田裕治・牧田太計夫・山本初男、編集は塚本翠子であります。
一 浜松市史はいちおう本巻をもって終了といたします。
一 最後に、終始適切なご指導をたまわった坂本太郎先生をはじめ飯尾哲爾・会田忠・渥美静一の諸先生および執筆の諸先生、その他本巻の刊行にあたってご協力をいただいた各方面の方々および浜松共同印刷株式会社にあつくお礼申しあげます。
 
昭和五十五年三月