目次
写真図版目次
近代編
第一章 近代総説
第二章 近代浜松の基礎
第一節 浜松県から静岡県へ
第一項 浜松地方諸領の推移 三
浜松藩
堀江藩
静岡藩と浜松
第二項 浜松県 一一
浜松県と浜松
浜松県の復活運動
第三項 静岡県 二〇
静岡県合併と浜松地方
郡区改編と宿政の推移
県会議員選挙
戸長役場と浜松
第四項 官公衙 三〇
浜松警察署
浜松裁判所
浜松刑務所
消防組
浜松測候所
浜松税務署
第五項 浜松県の地租改正 三七
地租改正の趣旨
浜松県の改租経過と結果
遠江国の改租問題
市街地・社寺地・林野の土地処分と改租
第六項 明治前期の浜松の政界 五六
政治思想の浸透
政党のおこり
第二節 殖産興業と地域の開発
第一項 堀留運河の開掘 五九
運河の計画
運河の開通
見舞人足町村との紛争
堀留会社の創設
第二項 三方原開拓 六九
第一期の計画
開拓の実施
第二期気賀林と茶園の経営
開拓の実情
横田保の経営
三方原村の成立
第三項 金原明善と治山治水 七四
天竜川の治水
治河協力社の創立
家財の献納
沿岸住民の反対と治河協力社の解散
植林と製材
金原疏水財団
その他の事業
第三節 近代学校設立への努力
第一項 学制頒布 一〇七
学制頒布以前
学制頒布と浜松県
学制より学校令へ
第二項 浜松地方の学校 一一七
浜松地方の小学区
浜松の小学校
浜松瞬養学校と浜松中学校
私塾
女子教育
教育会の成立
第四節 社会と文化
第一項 浜松漫録にみる浜松 一二八
明治維新の浜松
第二項 廃城と大火 一三二
滅びゆく城下町と宿場町
第三項 士族と平民 一三四
侍屋敷と町人町
各町の特色
士族のくらし
記憶に残る士族たち
第四項 交通と通信 一四五
伝馬所の廃止と陸運会社
浜松の新しい玄関口
新しい乗物
天竜橋と浜名橋
浜松郵便局と浜松電信局
ゼームスペートン号の難破
第五項 文明開化 一五四
新しい生活
第六項 医療と衛生 一五八
県立浜松病院
浜松医学校と七科約説
衛生思想の普及
第七項 印刷文化 一六二
活版印刷のはじめ
新聞の発刊
書籍の発刊と書籍店
第八項 明治前期の宗教 一六七
神仏分離
神社制度の整備
宗教政策
教派神道
第三章 町制の施行と浜松町の発展
第一節 浜松町の誕生と町政の展開
第一項 浜松町の誕生 一七五
町制の施行
町会の発足
区長制度
浜松町政事件
第二項 町勢の発展 一八一
町会の推移
町政研究会事件と日糖事件
鉄道院工場の誘致運動
第一回衆議院選挙
郡会議員の選挙
第三項 浜松と軍隊 一九三
日清・日露戦争
在郷軍人会の発達
遠州大念仏
歩兵第六十七聯隊の設置
第二節 報徳運動の推移
第一項 神谷与平治と報徳の普及 一九八
下石田報徳社
浜松報徳社
第二項 浜松と報徳の人たち 二〇一
報徳商人
報徳農民
第三節 近代産業の勃興
第一項 金融機関 二〇八
第二十八国立銀行
銀行類似会社
普通銀行
第二項 商業 二一九
明治の浜松の商店
会杜と同業組合
市場の発達
商業会議所
第三項 工業 二二九
浜松の三大会社
その他の工場
主要工産物
いろいろの職人など
第四項 農業その他 二四一
農産物の推移
農家の副業
農会・耕地整理・水利組合
茶業
搾乳業
養蚕業
林業
第五項 水産業 二五一
近海漁業
湖岸漁業
村櫛村と採藻
第四節 社会と交通
第一項 東海道線開通 二五八
浜松駅の開業
浜松停車場周辺の発展
天竜川停車場と高塚信号所
第二項 道路改良 二六五
駅へ集まる市内道路
改修進む周辺道路
第三項 交通機関 二七〇
乗合馬車の発達と自転車の普及
第四項 通信機関 二七二
浜松郵便局の昇格と移転
電話の開通
第五項 近代化する生活 二七五
電力会社と瓦斯会社の創立
生活の変化
衛生思想の普及
祭典と行楽
第六項 浜松の災害 二八三
明治後半期の大火事
馬込川・新川の氾濫
第五節 学校教育の普及
第一項 小学校教育 二八八
浜松尋常小学校から浜松尋常高等小学校へ
教育費と就学率
小学校の増設
奉安殿と二宮金次郎の像
第二項 中等教育 二九七
浜松中学校の再建
浜松商業学校の創立
浜松高等女学校の創立
信愛高等女学校と西遠高等女学校
浜名郡蚕業学校とその他の実業学校
第六節 向上する文化
第一項 教養と娯楽 三〇七
国学
漢学
短歌
俳句
絵画・その他
第二項 印刷文化 三一八
新聞と雑誌
郷土研究と浜松町沿革誌
第三項 演劇と芸能 三二一
浜松の劇場
白洲の福紗人形
浜松の芸人
第四項 明治後期の宗教 三二七
新生の寺院と神社
キリスト教
第四章 市制の施行と進む近代化
第一節 市政の動き
第一項 市制の施行 三三三
浜松市の誕生
郡制・郡役所の廃止
第二項 市政の展開 三三六
大正初期の市政
都市間題の激化と市政
浜松における全国最初の普選
塵芥焼却場設置問題
上水道問題
市会と総代会との対立
浜松警察署移転問題
大正市政の終り
町村合併の進行
合併五町村の概要
都市計画と耕地整理
地籍整理と新生の町々
渡辺市政より中村市政へ
総代会と市政
昭和最初の市会議員選挙
中村市政終る
昭和時代と市政の動き
市財政の膨張
市政を荷なった人々
第三項 軍事部市化の進む浜松 三六七
高射砲聯隊
飛行聯隊と飛行学校
第二節 近代産業の発達
第一項 商業 三七〇
大正から昭和へ商業の動き
商業地域の指定と買物圏の拡大
会社と銀行の発達
物資と物価と賃銭の動き
各種の組合及び団体
第二項 工業 三八八
近代化のすすむ工業
大正期の工業
昭和期の工業
第三項 遠州織物 三九八
遠州織物の発達と時代区分
副業より専業へ
浜松木綿商人の台頭
新しい綿糸への模索
新しい織機への胎動
笠井縞より遠州縞へ
笠井市から浜松市場へ
織機製造工業の勃興
力織機の普及
染色・紡績業の進歩
遠州織物の海外進出
遠州織物の全国進出と地歩確立
永久社創立
羽二重・別珍・コール天
東部及び南部工業地帯の形成
織場の青春
昭和の軍需景気と遠州織物
戦時体制下の遠州織物
第四項 農業 四四二
農業地域の都市化
普通農作物
園芸農産物
工芸農産物その他
農業経営
利水事業
第三節 社会運動
第一項 米騒動 四六一
市内を暴れる群衆
第二項 労働運動と小作争議 四六五
大正期の労働状勢
労働組合の誕生と鈴木織機争議
日楽争議
小作争議の激化
三・一五事件と四・一六事件
第四節 交通の発達
第一項 浜松駅 四八八
南口駅と高塚駅の開設
第二項 近郊民営鉄道の発達 四九〇
計画から実現へ
遠州電気鉄道
浜松鉄道
第三項 自動車交通の発展 四九九
郊外自動車交通の発達
市内自動車交通とタクシーの発達
浜松市営バスの誕生
第四項 都市計画と道路 五〇七
道路の整備
第五項 国鉄二俣線の開通 五一一
二俣線と都田駅
第五節 教育機関の拡充と社会教育の進展
第一項 小学校教育 五一二
小学校の増設と教育費
第二項 中等教育 五一四
浜松師範学校
浜松第二中学校の創立
誠心高等女学校の創立
浜松工業学校と興誠及び女子の二商業学校
第三項 高等教育 五一九
浜松高等工業学校
第四項 種々の教育機関の誕生 五二一
いろいろの学校と私塾
幼稚園
第五項 大正デモクラシーと教育 五二三
自由教育
郷土教育
第六項 スポーツの振興 五二六
学校体育の隆盛とスポーツの大衆化
第七項 社会教育 五二九
浜松と教育上の諸問題
児童文化と浜松子供協会
いろいろの団体
第六節 市民生活の向上
第一項 行幸と全国産業博覧会 五三七
今上天皇の浜松行幸
全国産業博覧会の開催
第二項 文化施設 五四二
図書館
公会堂
浜松放送局
第三項 社会施設 五四六
職業紹介所と附属施設
市営市場と市営住宅
病院と保険制度
塵芥場
上水道
衛生上の主な事件
第四項 娯楽と災害 五五四
年中行事と浜松名所
行楽と遊園地
芝居と映画
歓楽街
町のニュース
天変地異
第五項 凧揚げ 五六五
明治の凧揚げ
大正の凧揚げ
昭和の凧揚げ
第七節 文化
第一項 大正期の文学 五六九
ひろがる文学運動
第二項 鷹野つぎ 五七二
浜松時代
地方時代
東京時代
第三項 昭和期の文学 五七七
いろいろの文芸誌
第四項 短歌 五七九
柳本城西と犬蓼短歌会
加藤雪腸の短歌運動
短歌の諸流派
第五項 俳句 五八三
加藤雪腸と伊東紅緑天
雪腸と自由俳句
原田浜人とみづうみ
浜松俳壇の諸流派
第六項 詩 五九〇
大正時代
昭和時代
第七項 演劇 五九三
梨の葉会・街の劇場
第八項 絵画 五九五
日本画
洋画
版画
第九項 音楽 五九九
リズム社
第十項 民芸 六〇〇
民芸運動のはじめ
民芸研究と内田六郎
第十一項 郷土研究 六〇二
鈴木覚馬の嶽南史
内田旭と小山正
飯尾哲爾と土のいろ社
浜松市史の編纂
研究団体
郷土関係の出版物
第五章 太平洋戦争と浜松
第一節 戦時体制下の浜松
第一項 翼賛体制下の市政 六一一
翼賛市政と隣組
第二項 全市をあげて戦力充実へ 六一四
統制経済の進行と産業の両編成
満州開拓団の浜松村
第三項 決戦体制下の教育 六一九
決戦体制下の教育
国民学校と青年学校
学徒動員
第四項 銃後のくらし 六二七
統制経済
配給制の進行
警防団と防空監視隊
市の軍事援護
第五項 東南海地震と浜松 六三九
被害状況
第二節 焦土と化した浜松
第一項 空襲下の浜松 六四二
浜松重爆撃部隊の出撃
連日連夜の空襲
第二項 六・一八浜松大空襲 六五二
被害と救援活動
第三項 七・二九艦砲射撃 六五八
被害と救援活動
第四項 本土決戦 六六三
決戦体制の強化
第五項 焦土に立ちあがる 六六七
戦争被害とその犠牲
再建の槌音高く