目次
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近代編
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第二章 近代浜松の基礎
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第一節 浜松県から静岡県へ
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第一項 浜松地方諸領の推移
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静岡藩と浜松
浜松宿政
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浜松宿では、従来各町の庄屋年寄で町政が行なわれていたが、奉行所の宿政統一方針により浜松宿市街取締のため大庄屋がおかれ(明治二年)、浜松本陣杉浦助右衛門家出身の杉浦彦惣が大庄屋として民政にあずかったが、郡政役所設置後は、これに川瀬喜三郎・杉浦為次郎の両名が附属年寄に任ぜられ、宿内各町の庄屋年寄を管理した。なお三年十月に庄屋は名主、年寄は組頭と改められている。