目次
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近代編
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第二章 近代浜松の基礎
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第一節 浜松県から静岡県へ
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第三項 静岡県
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郡区改編と宿政の推移
浜松宿 三十二か町村独立
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【十五年九月】右の願いに対し、明治十五年(一八八二)九月十三日許可の指令があり、各町村分立して大区小区以前の行政に復した。【二十九戸長役場】ここに於て和地山村との連合は解かれ、浜松宿三十二か町村各独立の姿をなして、その町村名の上に「浜松」の二字を冠し浜松何町または浜松何村と称することになり、元城町・常盤町・元名残町の連合と、高町・三組町の連合とを除き他町村は各々独立戸長を置いて結局浜松宿は三十二か町村、二十九名の戸長及び役場が設けられた(明治十六年十一月二十六日、告示第三一四号)。【総務戸長】しかし浜松宿としての統轄上の必要もあって、別に総務戸長として杉浦為次郎・内田政治の二名を置いて宿全体の行政にあたらせた。
浜松32か町村時代戸長
(その他は不明)
浜松紺屋町
内田政治
浜松田町
小野江善八
〃利町
杉浦為次郎
〃高町
林勝昌
〃伝馬町
林弥十郎
〃鍛冶町
乗松甚十郎
〃平田町
松下茂平
〃松城町
山崎金重
〃後道町
岡田安貞
〃元魚町
木村安次郎