地方自治制 官選戸長制

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 【戸長役場 十七年】明治十七年五月区町村会法を全文改正し従来民選であった町村の戸長は県令の任命することに改め町村会議案の発案権をゆだね、また戸長役場所轄区域も拡大された。すなわち戸長役場の位置および所轄町村区域を定め、従来民選であった町村の戸長を解職して県の特選を以て戸長が任命された(県甲第七十二号)。そしてこの改正により町村は国の行政機構に組み入れられた。