開墾願提出

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 【士族 平民】さて士民合同の共同開拓は気賀林を中心として協議を重ね、気賀林・間宮鉄次郎・原良平の三名より他に士族堀口勘蔵(第一大区一小区敷知郡浜松)、平民農気賀半十郎(第一大区十六小区引佐郡気賀町)、同農横田保(第一大区二十七小区長上郡内野村)、同農横田茂平(保に同じ)、同農金原明善(第一大区四小区長上郡安間村)、同農大谷弥平(第一大区二十三小区引佐郡井伊谷村)、同農村越亀太郎(第二大区二十三小区豊田郡中ノ町村)の七名の賛助を得て、計十名の連署をもって開墾願を浜松県に願い出たのは、明治六年の秋であった。