間宮鉄次郎

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 なお、間宮鉄次郎(天保二年七月江戸生、大正四年三月没、八十五歳、墓三方原霊園)は、その後は小野派一刀流の剣術の普及に専念し、浜松・気賀・笠井各警察署撃剣教授をつとめ明治十六年奥山半僧坊の大念仏会のさいには剣道大会を開き、二十八年には大日本武徳会武徳祭の審判役をしている。門弟八百七十余名といい、平口不動堂には門人横田吉重たちによって三十六年に碑が建てられている。また長子勇太郎も剣道教士であった(福島正義『剣道の光』)。なお、間宮家は大正年間まで三方原に在住していた。

間宮鉄次郎