小学区 小学校数

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前述したように西遠地方は第十一番中学区に属し(六年四月)、第十一番中学区は敷知・長上・浜名・引佐・麁玉の五郡から成っていた。【二一〇】第十一番中学区内の小学区は二百十で、その数は長上四十七・敷知百二十四・浜名五・引佐二十九・麁玉五であった。【二八】小学区は小学校創設の場合の基準であったが、実際には各小学区(二一〇)に一小学校をおくことは容易でないので、明治六年六月に当面の目標として大区小区制の各小区(二八)に一校ずつ、つまり二十八校(行政区画の変更によりその数には変動があった)の小学校の設置を布達した。その位置は前頁表および下図のとおりであった。
 
(表)小学配置表
明治7年3月調
小区学校所在地支校
1浜松5
2早出2
3下堀7
4安間6
5富屋敷3
6龍禅寺1
7新橋2
8高塚3
9舞坂2
10新居2
11白須賀5
12新所3
13入山5
14三ヶ日6
15伊平4
16気賀3
17和地7
18内山4
19宇布見3
20神ヶ谷2
21三方原0
22祝田2
23金指2
24渋川5
25宮口0
26木船新田1
27内野3
28大瀬1
29柴本5
30羽鳥4
31芋瀬川袋1
32掛塚0


 

             ①明治6年6月、1~28
             ②( )は明治7年3月変更の所在地
             ③明治7年3月、29~32追加