目次
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近代編
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第二章 近代浜松の基礎
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第四節 社会と文化
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第三項 士族と平民
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記憶に残る士族たち
賀古鶴所
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このほかに賀古鶴所(かこつるんど)(安政二年生、昭和六年一月没、七十七歳)がある。父は公斎(『浜松市史二』参照)。浜松に生まれ井上藩士、明治十四年東京大学医科を卒業し、わが国における近世耳鼻咽喉科創始の功労者。同窓の森鷗外とは終生水魚の交を結んだ。