目次
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近代編
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第二章 近代浜松の基礎
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第四節 社会と文化
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第四項 交通と通信
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伝馬所の廃止と陸運会社
浜松陸運会社
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【林弥十郎】このような動きのうちに、浜松では明治五年五月郵便国営によって職を失った旧飛脚業者の伝馬町林弥十郎らによって浜松陸運会社が創立されたが、翌月には陸運元会社浜松駅分社と改称し、八年には内国通運浜松分社となった(『浜松県記録』は七年成立としている)。このとき浜松付近では見付・袋井・掛川などにも分社がおかれ、取次所が白須賀・新居・舞坂・三ケ日・気賀などにおかれている。
林弥十郎