東海道線

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 しかし、これも明治十一年になると、東京・熱田間の全区間が馬車を主とする方式に改善された(下表参照、堀留運河は引船のため不自由だったので入野に於て継立てた)。賃銭は浜松・新橋間は三円四十三銭、浜松・静岡間は九十銭であった。しかし、これもやがて明治十四年四月になると東海道馬車運送は内国通運本社によって本格的営業が開始され、東海道線の鉄道開通まで続くのである。
 
島田・新所間継立表(明治11年所要時間9時間8分)
島田―日坂日坂―入野入野―新所
2里29町10里30町6里
脚夫継馬車継渡船