目次
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近代編
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第二章 近代浜松の基礎
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第四節 社会と文化
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第五項 文明開化
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新しい生活
石油ランプ
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石油ランプが浜松で用いられたのはいつごろかはっきりしない。しかし明治七年五月の県布達は「石油の需要が多いが、火事の危険が多いから取扱いには十分注意するように」と述べており、この頃すでにランプの使用が普及しはじめていることがわかる。【マッチ】また十五年頃にはマッチも普及し(『浜名郡誌』)明治時代を通じて家庭照明の王座はランプであった。