医師養成

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 つぎに併設された附属医学教場(通称浜松医学校)について述べよう。【生徒】生徒には本科生(満十六歳~二十五歳)・級外生(十四歳~十七歳)・員外生(二十六歳以上)の三種があり、全生徒数四十名(明治九年)、本科生は「毎級半年ヲ以テ一期ノ課業ト定メ」られて、第六級(化学)・第五級(解剖学・生理学)・第四級(薬物学)・第三級(病理学)・第二級(外科学)・第一級(内科学・病床実際試術)の六級に分けられていた。【教員】また教員には虎岩武(安政三年飯田生、明治二十七年没、三十八歳)・中西玄仙・河合虹平・奥田喬治・柴田邵平・太田用成などがあった(『明治十年浜松病院医会日記』)。