浜松新聞 浜松読売新聞

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 つぎに『浜松新聞』(明治九年十月、十七号現存)は浜松袋町鈴木宗甫によって紺屋町明九社から毎月五日発刊された活版印刷紙で明治十年二月まで続いている。また『浜松読売新聞』は編集鈴木重陰、浜松紺屋町進盛社発刊、毎月五日、月十回、一枚一銭、一か月八銭で、明治十年六月には第十七号が出ている。しかし明治十六年の関口元老院議官地方巡察復命書によると、その当時浜松で発行する新聞はないと報告されているから、これらの新聞も間もなく廃刊となったのであろう。

浜松新聞 第十七号