[町制の施行]

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 明治二十一年(一八八八)に市制・町村制が公布され、翌二十二年四月一日から順次施行されることになった。浜松では二十二年一月、町制実施準備として従来の三十二か町村のうち浜松沢村(富塚村へ)・浜松寺島村・浜松八幡地(はちまんち)村(以上二か村白脇村へ)の三村を分離し、さらに馬込・八幡地・寺島・浅田・海老塚の各字の一部分を編入し、同時に三戸長役場(紺屋町・伝馬町・田町)を合し浜松町役場と改称し、紺屋町九十二番地に設置した。