目次
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第三章 町制の施行と浜松町の発展
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第一節 浜松町の誕生と町政の展開
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第二項 町勢の発展
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第一回衆議院選挙
浜松第六区
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このとき静岡県は七選挙区(定員八名)で、浜松は第六区に属したが、有権者千五百四十四人(敷知郡九二一人、長上郡三二九人、浜名郡二一人、引佐郡二三四人、麁玉郡三九人)に対し、六名も立候補し、激しい選挙戦となった。【近藤準平】その結果、近藤準平(中立)が二百九十六票を得て当選し、次点竹山謙三(中立)二百八十五票、中村録郎(自由党)二百七十七票、岡部譲(中立)二百一票、沢田寧(自由党)百九十三票、松島廉作(改進党)であった。近藤は改進党(のち進歩党)へ入党している。