和傘

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 和傘 これも足袋と同じ家内的手工として発達。明治三十八年ごろから産額を増し、大正期へかけて全盛時代。年産額六十万本、三十六万円に及び、大正十四年末製造戸数五十余戸。原料の紙や竹は土地のもの以外に紙は岐阜県、竹は鹿児島県のものを用い、県内および関東地方が販路であった。