目次
/
第三章 町制の施行と浜松町の発展
/
第三節 近代産業の勃興
/
第三項 工業
/
主要工産物
撚糸
237 ~ 237 / 729ページ
漁網用撚糸 高杉撚糸工場。明治四十一年浜松町菅原に高杉勝次郎の苦心による機械の完成によって創る。最初八幡地に工場を創設、のち伊場へ新設。大正七年に株式会社となった。その後大正七年六月浜松撚糸株式会社。大正元年に合資会社田橋商店が浜松市常盤町に開業、製造場は同市下垂に設置、大正七年海老塚に移った。大正の産額は前記の三工場で総額四十三万貫、価格三百五十万円に達した。