三方原

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 浜名茶と呼ばれる浜松地方の茶は、敷知郡小池村の間渕小源太が安政六年(一八五九)に栽培したのに始まるといわれるが、明治初年の三方原の茶園(百里園と称した)経営や、報徳信者の浜松田町の小野江善六が敷知郡島之郷内の小字四ッ池を開墾して茶園としたこともすでに述べた。