目次
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第三章 町制の施行と浜松町の発展
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第三節 近代産業の勃興
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第五項 水産業
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湖岸漁業
水産学校
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この舞阪に浜名郡立乙種水産学校(校長羽生弁之進)が開校したのは明治三十二年八月一日であった。これは、三十年十月舞坂町が水産教育の必要を認めて設置した舞阪水産補習学校(校長堀江嘉吉、生徒三〇名を収容、漁撈・罐詰法の教授)を郡立にして継承したものであった。しかし募集生徒数が定員に達せず、浜名郡では蚕業学校に力を注ぐこととなって三十四年四月廃止となった。