目次
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第三章 町制の施行と浜松町の発展
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第四節 社会と交通
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第一項 東海道線開通
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浜松駅の開業
浜松駅
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【位置問題】浜松駅の位置は、現在地(浜松市旭町)よりはるか南方の田圃(龍禅寺付近)の中へ最初予定されたが、浜松町民の再三にわたる浜松近傍への変更運動の結果、新川の東岸で法雲寺の南方の田圃中の敷知郡白脇村の通称八幡地(現在地)に落ちついた。それでもなお浜松の市街地より離れ過ぎている、というものがあったと伝えられている(浜松駅構内に於て線路が東より西南へ大きく屈曲しているのはそのためである)。