目次
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第三章 町制の施行と浜松町の発展
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第四節 社会と交通
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第一項 東海道線開通
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浜松駅の開業
東海道本線複線化
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なお、この間に東海道線の複線化(このとき現在の二俣線沿いの町村では東海道線に沿う別の新線路の建設を請願している)が進められ、三十七年八月に浜松鷲津駅間、三十八年二月に浜松天竜川駅間が竣成、大正二年八月天竜川橋梁の工事完了によって全線の開通となり、非常に便利となった。【大正三年 駅弁】なお駅弁ははじめ梅干入りのむすびを竹の皮に包んだもので、「うなぎ飯」や「浜納豆」の駅売りは大正になってからだという。ちなみに静岡県西部各停車場の開業状況は前頁表の通りである。
大米屋旅館(駅前広場)