天竜川貨物取扱所

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 【二十五年】天竜川の西岸へ木材専用引込線敷設の計画はすでに明治二十四年中村忠七・辻総平(鶴見)・林弥十郎の着想があったが、じっさいには、金原明善らの請願により二十五年九月に天竜川貨物取扱所として営業を開始されたのが最初であった。当時、東海道線の各駅間の距離は相当の間隔があったのに、たとえ貨物取扱所としてもわずか四・四キロメートルしかない位置に新設をみたのは金原明善らの力によることが大きかった。