子の日座火事

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 【三十四年】二回目は同年十二月二十一日に後道の劇場子(ね)の日(ひ)座から午前二時出火、折からの西北風に火はみるみる拡がり、後道を焼きぬき伝馬におよび、午前五時ようやく鎮火した。全焼四十六戸。これを子の日座の火事といった。