金次郎の像

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 日露戦争が終り地方改良運動の一還として報徳の教えが再び見直されるようになると、小学校の校庭には薪を背にして歩きながら勉学にいそしむ少年二宮金次郎の像が建てられ、教育の目標となっていった(『天王・市野・蒲村誌綴』)。御真影と二宮金次郎の像は明治教育の象徴でもあった。