[白洲の福紗人形]

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 芝居とともに、いろいろの芸能も行なわれた。【神楽 指人形】たとえば入野・志都呂(しとろ)・大人見・平松(満十五歳の少年による)・鼠野(ねずみの)などには神楽(かぐら)があり、富塚には関歌蔵(稲垣太蔵)の考案になる指人形があって近隣を興行したが、明治二十五年ごろ跡を絶ったという(『富塚村誌』)。