曽我廼家三郎

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 曽我廼家三郎(本名後藤庫太郎、明治二十一年十月浜松板屋町生)六歳のとき子(ね)の日(ひ)座で「菅原伝授手習鑑」四段目をつとめたのが初舞台で、十五歳で坂東蓑助門に入り坂東玉嘉和と名のったが、二十一歳のとき曽我廼家五郎の一座に加入したという。