目次
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第四章 市制の施行と進む近代化
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第一節 市政の動き
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第二項 市政の展開
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大正初期の市政
浜松の政党
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浜松市制施行以後市会議員の選挙は、明治に一回(四十四年)、大正に四回(三、七、十一、十五年)、昭和前期に四回(五、九、十三、十七年)と合計九回行なわれた。【政友会 非政友会】中央政党の影響をうけ市会にも党派の消長があったが、要約すれば明治時代よりの最大最強の党派であった政友会派と、これに反対の立場をとる非政友会派の二派の抗争の連続であった。そしてその抗争が政治方面より浜松の発展に貢献するところが多大であったといえよう。つぎに市政の動きの大要について述べる。